1967-05-16 第55回国会 衆議院 大蔵委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第1号
はたして四十五年までに自 立安定するような石炭事情になるのかどうかとい うような問題を、石炭産業プロパーの立場で考え ましても、そういう点を痛感いたしております。 なお、この法案の内容を見てまいりますと、国民 経済の重荷を排除するための積極的な施策という ことは一応受け取れますけれども、しかし、問題 はそういう簡単に私は受け取ることができませ ん。
はたして四十五年までに自 立安定するような石炭事情になるのかどうかとい うような問題を、石炭産業プロパーの立場で考え ましても、そういう点を痛感いたしております。 なお、この法案の内容を見てまいりますと、国民 経済の重荷を排除するための積極的な施策という ことは一応受け取れますけれども、しかし、問題 はそういう簡単に私は受け取ることができませ ん。
そこで私は石炭産業それ自体が将来自立安定するためには、石炭産業プロパーの立場からのみ問題を処理していくということも大切でございまするが、それと関連をしながら新分野を開拓するとか、あるいは石炭企業と、たとえば石油産業でございまするとか、電力事業でございまするとか、あるいは鉄鋼事業でございまするしか、そうしたもの、言かえまするならば、石炭産業が一つのビジョンを持ちながら、一石炭産業ばかりでなく、他の産業